大阪の保険代理店アンサーエージェントからのお知らせです。

2017年6月アーカイブ

いつまでもおいしい食事を楽しむために、口の健康を保つ方法

 

何歳になっても食事を楽しむためには、健康な歯を保つことが欠かせません。また、歯は噛むこと以外にも、話すこと、笑うことなど日常生活のさまざまな場面に関わっています。そこで普段から心掛けたいのは、口の中を健康に保つために「唾液」を増やすことだと、歯科医師の井手真理さんは話します。

「唾液には、口の中を清潔に保つための抗菌作用や殺菌作用、消化を助ける作用、骨や歯の発育を促進する作用、
虫歯で溶かされた歯を修復する作用などがあります。ところが年齢を重ねると、そんな大切な働きを持つ唾液の量が
減ってきてしまうのです」(井手真理さん)

そのため、口の中をいつまでも健康に保つためには、唾液の分泌量を増やすマッサージをすることがおすすめなの
だと、井手さんはアドバイスします。今回は、大きな唾液腺のある耳下腺(じかせん)、顎下腺(がっかせん)、舌下腺
(ぜっかせん)のマッサージ法を教えていただきましょう。

 

◎耳下腺のマッサージ

両耳たぶのやや前方部分の頬に、両手の人差し指、中指、薬指、小指を当てます。そして指全体を使って、時計回りにクルクルと回すように動かします。これを20秒ほど続けましょう。

 

◎顎下腺のマッサージ

両耳の下を両手の人差し指、中指、薬指、小指の指先で、5秒間押します。次に親指であごの下のラインに沿って
下あごの先に向かって押しながら少しずつ動かし、5秒間ずつ押していきます。これを5回ほど繰り返します。

 

◎舌下腺のマッサージ

下あごの先を両手の親指の指先を使って5秒間押します。これを5回ほど繰り返します。

 

そのほか唾液の分泌量を増やすためには、噛む回数を増やすことも効果的です。食べ物を口に入れたら、30回ほど
噛むクセをつけましょう。

また、深い呼吸を繰り返すと、自律神経が整って唾液が増えます。5秒かけて息を吐き、5秒かけて息を吸い、5秒間

息を止めましょう。この呼吸を夜寝る前に行うだけでも口の中が潤ってくるはずです。

 

虫歯予防にもなるこれらのセルフケアを、さっそく今日から始めてみましょう。

             以 上  


監修者 井手真理

歯科医師 イデア デンタルクリニック代表 http://www.idea-dental.com

平成15年に広島大学歯学部を卒業し、一般歯科・小児歯科・審美歯科・噛み合わせ治療などの診療に従事する。平成23年より日本免疫治療研究会会長のミトコンドリア博士・西原克成先生の西原研究所でミトコンドリア免疫療法を学ぶ。平成27年にイデア デンタルクリニックを開院し、(社)国際予防医學推進協会を設立。長女の出産を機に次世代の母親に向けての

活動を開始し、現在までに200回以上のセミナーワークショップ・フィールドキャンパス等の企画運営を行う。                

Copyright (C)2011 Life ad partners co.,ltd. All Rights Reserved.